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牛の4つの胃袋「ミノ」「ハチノス」「センマイ」「ギアラ(赤センマイ)」どれが好み?

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牛の胃袋に4つ、それぞれの特徴や食べ方、レア度の高さを調べてみました。

牛には4つの胃袋があり、「ミノ」「ハチノス」「センマイ」「ギアラ(赤センマイ)」といった名前が付いています。ホルモンをメインに扱うお店などに訪れると見る機会も多いかと思いますが、それぞれがどんな特徴を持っているか知らなくて調べてみましたよ。

ここでは牛の4つの胃袋の違いや特徴、食べ方などについてご紹介していきたいと思います。また、どの胃袋が一番希少価値の高い部分なのかなどにも触れていきますので、ぜひホルモンを食べる際などにも参考にしていってください。

牛の4つの胃袋を紹介

牛には4つの胃袋があると言われていますが、生物学的にちゃんと胃の役割を持っているのは4番目の胃袋だけというのを知っていますか?

実はほかの3つの胃は食道などが変化したものとなり、胃液の分泌などは行なわれていないのです。そんな不思議な牛の胃袋について、順番にその種類と特徴をご紹介していきましょう。

 

第1胃「ミノ」

牛の胃袋とされるものの大半を占めるのがこちらの第1胃のミノです。

割合としては胃袋全体の8割ほどがミノに分類されるので、希少価値としては高くありません。

ミノという名前は、その肉厚な胃袋を食べる際には格子状にカットを入れなければならず、その切り開いた状態が「蓑笠(みのがさ)」に似ていることから付けられたとされています。ミノは食感がコリコリとしていて、カットした身の部分からジュワっと溢れ出る脂身が特徴のひとつです。

ちなみに脂身が多い部分を上ミノやミノサンドという名前で提供しているホルモン屋もあり、ミノの旨味がたっぷりと味わえるようになっています。ミノは硬くなりがちな胃袋であり、下処理をしっかりとしないと臭みも強い部分です。また、良質なミノの色は白に近いものとなっていますので、鮮度や質を確かめる際にも参考にしてみてください。

主に炭火や鉄板などで焼いて食べることが大半で、胃袋の中ではメジャーな部分がこちらのミノとなります。

 

第2胃「ハチノス」

実は4つの胃袋の中でもっとも一頭から採れる量が少ないのがこちらのハチノスです。

胃袋全体で言えば5%くらいの大きさしかありませんので、意外にも希少性の高い部位となります。名前の由来はそのままとも言えますが、胃袋の内側の見た目が蜂の巣に似ていることから名付けられました。

ハチノスは下茹でに時間が掛かる胃袋でもあり、最低でも2~3回は大きな鍋で茹でなければいけません。しかし、丁寧に下処理を施したハチノスは非常に上品な柔らかさと独特の食感を楽しませてくれるのでホルモン好きの方の中でもファンが多い部分です。

ちなみにハチノスはイタリアでトリッパとも呼ばれている胃袋で、にんにくやハーブと一緒に煮込むことでその特徴を存分に活かした料理となります。また、中華料理では香辛料と共に下茹でをされることもあり、匂いの強い調味料と相性が良いというのも特徴的な部分です。

日本では主にもつ焼きの種類のひとつとして扱われることが多いですが、上質なものはミノと同じで白色がはっきりしているものとなりますので、こちらも参考にしてみてください。

 

第3胃「センマイ」

3番目の胃袋であるセンマイですが、こちらは4つ目の胃袋に流れる食物の量を調整するために発達したとされる部分です。

胃袋の中では脂肪が少なく、淡白な味わいが人気のホルモンとなります。また、栄養素としては鉄分や亜鉛が多く含まれているので貧血体質の方にもおすすめです。

胃袋全体の中では7%ほどの大きさで、希少価値としては中程度に高い部分と言えるでしょう。

センマイは下茹でをした状態でカットされ、そのまま調味料や薬味と一緒に和えた料理が主に提供されています。もちろんモツ焼きのひとつとしても提供されていて、独特の食感が楽しめる部位です。

センマイはほかの胃袋やホルモンと違ってあまり臭みがないため、ホルモン初心者の方にも食べやすいという魅力があります。精肉店やスーパーなどで販売されているセンマイは、ほとんどが下処理されているものなので、家庭でも料理に取り入れやすいというのが特徴のひとつと言えます。

 

第4胃「ギアラ」

牛の胃袋の中で唯一胃液を分泌する機能がある部分がこちらの「ギアラ」です。

ギアラは地方によってほかにも赤センマイという呼び方をされることがありますが、これは内側が赤くなっていることが由来とされています。胃袋の中ではもっとも脂が乗っているのがギアラで、濃厚な旨味を感じることができる人気のホルモンです。独特のぬめりがあるところが特徴でもあり、丁寧に下処理されているかどうかはこのぬめりの有無で判断できます。

なお、ギアラはセンマイと同量程度の大きさとなりますので、希少価値も同じくらいと言えます。胃袋を含めホルモンの中でも肉厚な部分が魅力的です。

 

牛の4つの胃の特徴

牛の4つの胃袋に関してご紹介してきましたが、最後にそれぞれの特徴を簡単におさらいしましょう。

  • ミノ…胃袋全体の8割を占める。肉厚で脂肪分が多め。
  • ハチノス…希少価値が一番高い胃袋。煮込み料理などに利用されることが多い。
  • センマイ…鉄分や亜鉛が豊富で、脂肪分が少なく臭みがあまりない。
  • ギアラ…もっとも濃厚な味わいが楽しめる部分。胃袋の中では唯一胃液を分泌することができる。
こうした違いを知った上で食べると、より一層それぞれの味わいが楽しめますので、ぜひ参考にしてみてください。

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